1960年

昔の大学偏差値&学費

1962年【昭和37年】東京大学・一橋大学・東京工業大学・お茶の水女子大学・東京教育大学・早稲田大学・慶應義塾大学・東京女子大学合格・進学者高校別一覧表まとめ

1962年(昭和37年)4月 首都圏著名大学進学者を高校別にまとめたデータをご紹介します

はる坊です。

今回は、1962年(昭和37年)4月 首都圏著名大学進学者を高校別にまとめたデータをご紹介します。

現役生で、1943年(昭和18年)4月2日~1944年(昭和19年)4月1日生まれの方ですね。

現在、75歳~76歳。
〝後期高齢者〟の仲間入りを果たされてどう思われているのでしょうか。

過去何十年にも遡って東大合格者をまとめているところは多いですが、それ以外の大学進学者の出身高校のデータは、少し珍しいのではないかと思います。

東京都立高校の〝学校群制度〟導入前になりますので、私立高校より旧制中学校・旧制高等女学校(ナンバースクール)の流れを引く都立高校の強かったことがハッキリとわかります。

それでは見ていきましょう。

東京大学

日比谷高校・・・184名

西高校・・・121名

戸山高校・・・105名

新宿高校・・・92名

小石川高校・・・73名

麻布高校・・・72名

開成高校・・・67名

東京教育大学附属高校・・・60名

両国高校・・・58名

一橋大学

立川高校・・・20名

西高校・・・18名

小山台高校・・・11名

開成高校・・・9名

新宿高校・・・8名

上野高校・・・8名

桐朋高校・・・8名

両国高校・・・7名

豊多摩高校・・・7名

東京工業大学

小山台高校・・・38名

新宿高校・・・18名

立川高校・・・17名

開成高校・・・16名

上野高校・・・14名

両国高校・・・12名

麻布高校・・・11名

北園高校・・・11名

戸山高校・・・10名

小石川高校・・・10名

お茶の水女子大学

お茶の水女子大学附属高校・・・23名

女子学院高校・・・14名

駒場高校・・・9名

西高校・・・7名

三田高校・・・7名

東京学芸大学附属高校・・・6名

白鴎高校・・・6名

東京教育大学附属高校・・・5名

富士高校・・・5名

新宿高校・・・4名

竹早高校・・・3名

日比谷高校・・・3名

大泉高校・・・3名

東京教育大学

立川高校・・・15名

大泉高校・・・14名

小石川高校・・・12名

北園高校・・・12名

西高校・・・11名

両国高校・・・11名

豊多摩高校・・・10名

東京教育大学附属駒場高校・・・10名

千歳高校・・・9名

上野高校・・・9名

白鴎高校・・・8名

早稲田大学

早稲田大学高等学院・・・511名

小石川高校・・・79名

新宿高校・・・77名

立川高校・・・62名

戸山高校・・・56名

両国高校・・・54名

大泉高校・・・53名

西高校・・・53名

成城高校・・・51名

早稲田高校・・・50名

開成高校・・・50名

上野高校・・・49名

青山高校・・・48名

慶應義塾大学

慶應義塾高校・・・960名

慶應義塾志木高校・・・199名

慶應義塾女子高校・・・127名

麻布高校・・・103名

日比谷高校・・・82名

開成高校・・・74名

新宿高校・・・66名

西高校・・・63名

東京教育大学附属高校・・・53名

戸山高校・・・52名

小山台高校・・・52名

小石川高校・・・47名

東京女子大学

駒場高校・・・18名

女子学院高校・・・10名

富士高校・・・10名

西高校・・・9名

雙葉高校・・・8名

お茶の水女子大学附属高校・・・7名

桜蔭高校・・・6名

白鴎高校・・・5名

新宿高校・・・5名

三田高校・・・5名

日比谷高校・・・4名

戸山高校・・・4名

参考文献

『都立高校のすべてがわかる本』(山崎謙著 山下出版)

1970年代の話

1972年【昭和47年】の大学入試偏差値・難易度を調べてみました。

40年前や50年前の大学受験って、難易度とか偏差値ってどうだったんだろう?

1970年や1975年頃の大学って、今よりも難しかったのか?

はる坊です。
私が大学受験を経験したのも遙か昔のことになってしまいました。
ふと、「大昔の大学受験はどうだったのだろう?」という疑問が湧いてきて、調べてみました。

手に入ったのは、1972年(昭和47年)の大学入試難易度(偏差値)表です。

当時の受験生は、現役生で1953年(昭和28年)~1954年(昭和29年)生まれの方になります。現在は64~65歳、仕事の第一線からリタイアされた方、企業の役員を務められている方、専門職でバリバリ働きながら後進に指導をおこなっておられる方、いろいろな方がおられると思います。

ちなみに大学卒業時には、オイルショックに見舞われて、例年より就職に苦労した経験を持たれている世代でもあります。

民間企業への就職が狭き門となった為に、国家公務員中級職(国家公務員Ⅱ種を経て、現在の国家公務員一般職)や地方公務員に本格的に目を向けて、入庁、入職した最初の世代でもあります。(地方の役場では、それまで大卒が仕事をしていることは珍しかったところもあります)

私が大学受験に臨む頃や社会へ出てから、何かの拍子で「××大なんて、名前を書けば誰でも入れた」とか「○○大は難しかった」という話を、ホンネか冗談か真に受けることもなく聞いたことがありますが、今回のデータで「なるほどなあ」と思うものもありました。
世間の評価は時代によって移り変わっていくものですね。
もっとも、東大・京大と国公立医学部が最難関であることは変わりませんが。