俳優

長者番付

長者番付を振り返ってみましょうか(2001年分~2004年分 俳優・タレント・歌手&文化人部門)

はる坊です。

2001年分~2004年分の高額納税者公示(長者番付)において、『俳優・タレント部門』『歌手部門』『その他・文化人部門』上位20位までにランクインした面々を紹介させていただきます。はる坊です。

2001年分~2004年分の高額納税者公示(長者番付)において、『俳優・タレント部門』『歌手部門』『その他・文化人部門』上位20位までにランクインした面々を紹介させていただきます。

ちなみに吉本興業とエージェント契約を交わした加藤浩次は、2001年3月6日に有限会社加藤タクシーを資本金300万円で、東京都世田谷区内に設立している。これは収入が増加し、節税のために個人事務所設立をおこなったものと推測される。

また、2002年分以降は、個人としては高額収入を得ている漫画家の納税額やプロダクションの申告所得も参考データとして用意しました。

2001年分芸能人・文化人長者番付所得税納税額

俳優・タレント部門

1位  石橋貴明   1億9416万円(とんねるず)

2位  みのもんた  1億5283万円

3位  中居正広   1億4378万円(SMAP)

4位  木梨憲武   1億3684万円(とんねるず)

5位  浜田雅功   1億1766万円(ダウンタウン)

6位  松本人志   1億0871万円(ダウンタウン)

7位  ビートたけし 1億0179万円

8位  飯島直子     9224万円

9位  木村拓哉     9016万円(SMAP)

10位  明石家さんま   8637万円

11位  松たか子     8035万円

12位  KONISHIKI    8013万円

13位  峰竜太      7887万円

14位  松嶋菜々子    7812万円

15位  田村正和     7799万円

16位  堺正章     7753万円

17位 中村玉緒     7738万円

18位 タモリ      7338万円

19位 香取慎吾     6907万円(SMAP)

20位 草彅剛      6839万円(SMAP)

歌手部門

1位  浜崎あゆみ 4億2611万円

2位  稲葉浩志   3億5746万円(B’z)

3位  宇多田ヒカル 3億1889万円

4位  松本孝弘   2億7771万円(B’z)

5位  桑田佳祐   2億1605万円(サザンオールスターズ)

6位  倉木麻衣   1億5587万円

7位  矢沢永吉   1億3124万円

8位  椎名林檎   1億1196万円

9位  MISIA  1億0374万円

10位 井上陽水    9797万円

11位 福山雅治    9328万円

12位 布袋寅泰    9323万円

13位 桜井和寿    9230万円(Mr.Children)

14位 藤井フミヤ   9115万円

15位 北川悠仁    8903万円(ゆず)

16位 TAKURO  8057万円(GLAY)

17位 竹内まりや   7944万円

18位 岩沢厚治    7031万円(ゆず)

19位 北島三郎    6211万円

20位 YUKI    6159万円(JUDY AND MARY)

その他・文化人部門

1位  高橋留美子 2億2536万円(漫画家)

2位  千宗室   2億1371万円(茶道家元)

3位  秋元康   2億0218万円(作詞家)

4位  小室哲哉  1億8393万円(音楽プロデューサー)

5位  つんく   1億6541万円(音楽プロデューサー)

6位  青山剛昌  1億6234万円(漫画家)

7位  平山郁夫  1億3129万円(日本画家)

8位  浅利慶太  1億2288万円(舞台演出家)

9位  中島千波  1億0977万円(日本画家)

10位  堀井雄二  1億0106万円(ゲームデザイナー)

11位 久米宏     9870万円(ニュースキャスター)

12位 永六輔    9636万円(文筆家)

13位 伊秩弘将   8455万円(音楽プロデューサー)

14位 車田正美   8412万円(漫画家)

15位 大前研一   8062万円(経済評論家)

16位 石井和義    5518万円(K-1プロデューサー)

17位 小倉智昭    4854万円(司会者)

18位 赤塚不二夫   4767万円(漫画家)

19位 遠藤実     4478万円(作曲家)

20位 篠山紀信    4456万円(写真家)

2002年分芸能人・文化人長者番付所得税納税額

俳優・タレント部門

1位  中居正広  1億6808万円(SMAP)

2位  みのもんた 1億6644万円

3位  石橋貴明  1億6126万円(とんねるず)

4位  浜田雅功  1億1992万円(ダウンタウン)

5位  木梨憲武  1億1862万円(とんねるず)

6位  松本人志  1億0453万円(ダウンタウン)

7位  松たか子   1億0158万円

8位  飯島直子     9094万円

9位  明石家さんま   9000万円

10位 木村拓哉     8422万円(SMAP)

11位 中村玉緒     8044万円

12位 峰竜太      7507万円

13位 堺正章      7368万円

14位 田村正和     7283万円

15位 タモリ      7013万円

16位 織田裕二     6967万円

17位 太田光      6910万円(爆笑問題)

18位 草彅剛      6885万円(SMAP)

19位 ビートたけし   6817万円

20位 志村けん     6671万円

歌手部門

1位  浜崎あゆみ  3億7761万円

2位  宇多田ヒカル 3億4358万円

3位  松本孝弘   3億1149万円(B’z)

4位  稲葉浩志   1億9751万円(B’z)

5位  MISIA  1億4729万円

6位  矢沢永吉   1億3428万円

7位  桑田佳祐   1億1838万円(サザンオールスターズ)

8位  桜井和寿   1億0815万円(Mr.Children)

9位  小田和正   1億0788万円

10位  中村正人     9164万円(DREAMS COME TRUE)

11位 降谷建志      9062万円(Dragon Ash)

12位  TAKURO   8111万円(GLAY)

13位  藤井フミヤ    7745万円

14位 吉田美和     7705万円(DREAMS COME TRUE)

15位  倉木麻衣     7658万円

16位  北島三郎     7221万円

17位  長渕剛      6987万円

18位 竹内まりや     6928万円

19位 山下達郎     6787万円

20位 布袋寅泰     6776万円

その他・文化人部門

1位  竹村健一   2億7661万円(評論家)

2位  大川隆法   2億7168万円(幸福の科学 総裁)

3位  小室哲哉  2億4020万円(音楽プロデューサー)

4位  平山郁夫  1億9898万円(日本画家)

5位  千玄室    1億8372万円(前 茶道家元)

6位  浅利慶太   1億8350万円(舞台演出家)

7位  つんく    1億7235万円(音楽プロデューサー)

8位  高橋留美子  1億7214万円(漫画家)

9位  秋元康    1億6265万円(作詞家)

10位  許斐剛    1億5917万円(漫画家)

11位 青山剛昌    1億3512万円(漫画家)

12位 稲葉 賀惠   1億2809万円(ファッションデザイナー)

13位  大前研一   1億0306万円(経済評論家)

14位  小林祥晃   1億0046万円(Dr.コパ 風水師)

15位  石井和義     9299万円(K-1プロデューサー)

16位  久米宏      9016万円(ニュースキャスター)

17位 芦田淳      7424万円(ファッションデザイナー)

18位 浦沢直樹     6177万円(漫画家)

19位 阿久悠       5237万円(作詞家)

20位 松浦勝人     5221万円(音楽プロデューサー)

※1位の竹村健一はアメリカでの不動産投資に成功してのランクイン。

※10位の許斐剛は『テニスの王子様』人気で初登場。

また、売れっ子漫画家はプロダクションを作っていることが多く、その大半が法人化されている。
漫画家本人は社長や役員に就任しており、プロダクションから給与をもらう形で報酬を得ている。
これは、節税を兼ねており、1960年代よりこのシステムは導入されている。
2002年分の漫画家プロダクションの申告所得一覧は以下のとおり

尾田栄一郎 約7億0800万円  ビリーウッド

鳥山明   約6億1700万円  バードスタジオ

井上雄彦  約6億0700万円  アイティプランニング

高橋和希  約4億1200万円  スタジオダイス

藤子・F・不二雄 約3億7300万円  藤子エフ不二雄プロ

岸本斉史  約2億7100万円  スコット

北条司   約2億0600万円  アトリエねこまんま

武井宏之  約1億8300万円  武井プロダクション

秋本治   約1億8200万円  アトリエびーだま

やなせたかし 約1億5700万円  やなせスタジオ

矢沢あい  約1億5700万円  矢沢漫画製作所

河合りつ子 約1億5100万円  とっとこ堂

許斐剛   約1億3400万円  ティケィワークス

森川ジョージ 約1億2600万円  スタジオジェイ

小畑健      約9900万円  ノエル

水島新司     約7200万円  水島プロダクション

永井豪      約5800万円  ダイナミックプロダクション

弘兼憲史     約4900万円  ヒロカネプロダクション

2003年分芸能人・文化人長者番付所得税納税額

俳優・タレント部門

1位  みのもんた  1億8647万円

2位  石橋貴明   1億5251万円(とんねるず)

3位  浜田雅功   1億2414万円(ダウンタウン)

4位  松本人志   1億2014万円(ダウンタウン)

5位  木梨憲武   1億1824万円(とんねるず)

6位  草彅剛    1億0907万円(SMAP)

7位  中村玉緒     9716万円

8位  飯島直子     9261万円

9位  木村拓哉     9186万円(SMAP)

10位  峰竜太      8376万円

11位  太田光      8149万円(爆笑問題)

12位  田中裕二     8071万円(爆笑問題)

13位 タモリ      7679万円

14位  織田裕二     7331万円

15位 ビートたけし   7200万円

16位  明石家さんま   6934万円

17位 上沼恵美子     6591万円

18位 志村けん      6210万円

19位 堂本光一      6132万円(KinKi Kids)

20位 大楠道代      6074万円

歌手部門

1位  稲葉浩志   3億0926万円(B’z)

2位  浜崎あゆみ  2億8237万円

3位  松本孝弘   2億7391万円(B’z)

4位  宇多田ヒカル 1億6873万円

5位  矢沢永吉   1億6508万円

6位  桑田佳祐   1億4955万円(サザンオールスターズ)

7位  MISIA  1億1937万円

8位  桜井和寿   1億1407万円(Mr.Children)

9位  井上陽水   1億1074万円

10位  藤井フミヤ    8789万円

11位  TAKURO   8064万円(GLAY)

12位  北島三郎     7829万円

13位  松田聖子     7773万円

14位  吉田美和     6809万円(DREAMS COME TRUE)

15位  椎名林檎      6585万円

16位  中島みゆき    6561万円

17位  河村隆一     6328万円(LUNA SEA)

18位  中村正人     6283万円(DREAMS COME TRUE)

19位  長渕剛      6097万円

20位  倉木麻衣     5678万円

その他・文化人部門

1位  千宗室    1億9377万円(茶道家元)

2位  河合リツ子  1億7863万円(漫画家・とっとこハム太郎作者)

3位  浅利慶太   1億7765万円(舞台演出家)

4位  高橋留美子  1億7064万円(漫画家)

5位  千玄室    1億6544万円(前 茶道家元)

6位  青山剛昌   1億5943万円(漫画家)

7位  つんく    1億5160万円(音楽プロデューサー)

8位  大川隆法   1億4997万円(幸福の科学 総裁)

9位  綾小路きみまろ 1億3691万円(漫談家)

10位  秋元康    1億2787万円(作詞家)

11位  許斐剛    1億2267万円(漫画家)

12位  久石譲    1億2040万円(作曲家)

13位  石原まき子    9944万円(石原プロモーション会長)

14位  久米宏      9455万円(ニュースキャスター)

15位  平山郁夫    9327万円(日本画家)

16位  熊川哲也     9250万円(バレエダンサー)

17位  山本耀司     7983万円(ファッションデザイナー)

18位  小林祥晃     7617万円(Dr.コパ 風水師)

19位  小室哲哉     7575万円(音楽プロデューサー)

20位  芦田淳     7572万円(ファッションデザイナー)

21位  堀井雄二     7226万円(ゲームデザイナー)

※1位の千宗室は、茶道裏千家家元16代玄黙宗室。2003年に15代汎叟宗室から家元を継いだ。

※12位の久石譲はジブリ作品で有名な作曲家。

納税額1,000万円以上で公示された2003年分の漫画家の納税額一覧は以下のとおり

横山光輝     6231万円  

赤塚不二夫    5793万円  

車田正美     5754万円  

佐藤秀峰     5257万円  

浦沢直樹     4423万円  

やなせたかし   4386万円  

水島新司     3941万円  

松本大洋     3752万円  

浜岡賢次     3296万円

宮崎駿      2248万円     

弘兼憲史     2148万円     

宮下あきら    2116万円     

あだち充     1713万円     

中原アヤ     1623万円     

山咲トオル    1586万円     

かわぐちかいじ  1460万円     

川原正敏     1447万円     

江川達也     1327万円     

やくみつる    1210万円

また、売れっ子漫画家はプロダクションを作っていることが多く、その大半が法人化されている。
漫画家本人は社長や役員に就任しており、プロダクションから給与をもらう形で報酬を得ている。
これは、節税を兼ねており、1960年代よりこのシステムは導入されている。

2003年分の漫画家プロダクションの申告所得一覧は以下のとおり

鳥山明    16億0500万円 バードスタジオ

尾田栄一郎   5億2400万円 ビリーウッド

藤子F不二雄  3億4400万円 藤子エフ不二雄プロ

許斐剛     3億0600万円 テイケイワークス

高橋和希    2億8200万円 スタジオダイス

やなせたかし  2億7400万円 やなせスタジオ

井上雄彦    2億6200万円 アイティプランニング

長谷川町子   2億4800万円 (財)長谷川町子美術館

佐藤秀峰    2億0800万円 佐藤漫画製作所

楳図かずお   1億4700万円 楳図プロダクション

森川ジョージ  1億3700万円 スタジオジェイ

矢沢あい    1億3600万円 矢沢漫画製作所

弘兼憲史    1億2800万円 ヒロカネプロダクション

けらえいこ   1億2800万円 ママレードカンパニー

高橋陽一    1億1900万円 ヨウヨウスタジオ

天王寺大    1億1600万円 天王寺大事務所

小畑健     1億1200万円 ノエル

岸本斉史    1億1100万円 スコット

水島新司    1億0500万円 水島プロダクション

武論尊     1億0000万円 プロダクション一家

秋本治       8600万円 アトリエびーだま

ハロルド作石    6400万円 作石プロ

石森章太郎     6400万円 石森章太郎プロ 

臼井儀人      6300万円 らくだ社

北条司       5800万円 アトリエねこまんま

神尾葉子      5700万円 リーフプロダクション

武内直子      5000万円 プリンセス・ナオコ・プランニング

安彦良和      4800万円 九月社

ちばてつや     4300万円 ちばてつやプロダクション

手塚治虫      4200万円 手塚プロダクション

石森章太郎     4200万円  石森プロ
※石森章太郎プロとは別法人

高橋留美子     4000万円 るーみっくプロダクション      

2004年分芸能人・文化人長者番付所得税納税額

俳優・タレント部門

1位  みのもんた 2億0101万円

2位  中居正広  1億8745万円(SMAP)

3位  石橋貴明  1億5291万円(とんねるず)

4位  木梨憲武  1億3505万円(とんねるず)

5位  浜田雅功   1億2528万円(ダウンタウン)

6位  中村玉緒   1億0794万円

7位  松本人志   1億0738万円(ダウンタウン)

8位  太田光    1億0639万円(爆笑問題)

9位  田中裕二   1億0176万円(爆笑問題)

10位  木村拓哉     9803万円(SMAP)

11位  草彅剛      9796万円(SMAP)

12位  松たか子     8379万円

13位 島田紳助     8131万円

14位  峰竜太      7828万円

15位 タモリ      7690万円

16位 明石家さんま   7602万円

17位  田村正和     7332万円

18位  堺正章      7055万円

19位 ビートたけし   6932万円

20位 関口宏      6855万円

歌手部門

1位  宇多田ヒカル 3億6595万円

2位  稲葉浩志   1億7577万円(B’z

3位  矢沢永吉  1億7042万円

4位  浜崎あゆみ  1億3785万円

5位  松本孝弘   1億2913万円(B’z)

6位  桑田佳祐   1億1906万円

7位  桜井和寿   1億1417万円(Mr.Children

8位  長渕剛    1億0584万円

9位  藤井フミヤ 1億0093万円

10位  北島三郎     9445万円

11位  吉田美和     8994万円(DREAMS COME TRUE

12位  槇原敬之     8254万円

13位  TAKURO   8081万円(GLAY

14位  綾戸智恵    7456万円

15位  中村正人     7287万円(DREAMS COME TRUE)

16位  松田聖子    7211万円

17位  MISIA   7068万円

18位  中島みゆき   7037万円

19位  倉木麻衣    6396万円

20位  福山雅治    5860万円

その他・文化人部門

1位  平山郁夫   1億6883万円(日本画家)

2位  高橋留美子  1億4271万円(漫画家)

3位  大川隆法   1億4160万円(幸福の科学 総裁)

4位  千玄室    1億4087万円(前 茶道家元)

5位  青山剛昌   1億3831万円(漫画家)

6位  假屋崎省吾 1億3419万円(華道家

7位  秋元康    1億3407万円(作詞家

8位  千宗室    1億2466万円(茶道家元)

9位  岸本斉史   1億1269万円(漫画家)

10位  つんく    1億1268万円(音楽プロデューサー)

11位  NIGO   1億0874万円(ファッションデザイナー)

12位  浅利慶太     9463万円(舞台演出家)

13位  石井和義     9292万円(K-1プロデューサー)

14位  河合りつ子   9238万円(漫画家・とっとこハム太郎作者)   

15位  阿久悠      8274万円(作詞家

16位  山本耀司     7951万円(ファッションデザイナー

17位  芦田淳      7362万円(ファッションデザイナー)

18位  堀井雄二     7273万円(ゲームデザイナー

19位  永六輔      7017万円(文筆家

20位  小林祥晃     6652万円(Dr.コパ 風水師

※6位に華道家の假屋崎省吾が登場。

※9位に登場した岸本斉史は『NARUTO』の作者。

※11位に登場したNIGOは裏原宿系ブランド〝A BATHING APE®〟の創業者。現在は同ブランドから離れて、〝HUMAN MADE〟のデザイナーや音楽プロデューサーとして活動。妻は女優の牧瀬里穂

納税額1,000万円以上で公示された2004年分の漫画家の納税額一覧は以下のとおり

浦沢直樹   6266万円

井上雄彦   5726万円

赤塚不二夫  5679万円

やなせたかし 5654万円

車田正美  4174万円

水島新司   3276万円

宮下あきら  3039万円

福本伸行   2718万円

森川ジョージ 2554万円

川原正敏   2446万円

しげの秀一  2213万円

弘兼憲史   2131万円

あだち充   1940万円

佐藤秀峰   1433万円

かわぐちかいじ1344万円

江川達也   1236万円

2004年分の漫画家プロダクションの申告所得一覧は以下のとおり

鳥山明   14億8300万円 バードスタジオ

高橋和希   5億1000万円 スタジオダイス

藤子F不二雄 4億5600万円 藤子エフ不二雄プロ

長谷川町子  4億4700万円 (財)長谷川町子美術館

岸本斉史  3億7400万円 スコット

許斐剛   3億4700万円 テイケイワークス

尾田栄一郎 3億3300万円 ビリーウッド

やなせたかし2億7000万円 やなせスタジオ

井上雄彦  2億2000万円 アイティプランニング

北条司   2億0700万円 アトリエねこまんま

矢沢あい  2億0300万円 矢沢漫画製作所

武論尊史村翔)1億2400万円 プロダクション一家

佐藤秀峰  1億2200万円 佐藤漫画製作所

秋本治   1億2100万円 アトリエびーだま

弘兼憲史  1億0700万円 ヒロカネプロダクション

武井宏之    8400万円 武井プロダクション

天王寺大    8200万円 天王寺大事務所

けらえいこ   7900万円 ママレードカンパニー

高橋陽一   6900万円 ヨウヨウスタジオ

臼井儀人    6700万円 らくだ社

ハロルド作石   5400万円 作石プロ

石森章太郎  4700万円 石森章太郎プロ

永井豪     4000万円 ダイナミックプロダクション

※『ジョジョの奇妙な冒険』で有名な荒木飛呂彦は、個人事務所兼プロダクションの有限会社ラッキーランドコミュニケーションズで納税しているが、今回対象とした期間では、申告所得4,000万円未満で公示対象外だった。
しかし、公示されている年では、年間4~5,000万円の申告所得があったことが確認できる。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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⇒長者番付を振り返ってみましょうか【平成プロアスリート編 1989年分~2004年分】

長者番付を振り返ってみましょうか(芸能界 芸能事務所会長・社長・役員編)

1970年代の話

長者番付を振り返ってみましょうか(1975年分~1979年分 俳優・タレント・歌手&文化人部門)

はる坊です。

1975年分~1979年分の高額所得者公示(長者番付)において、『俳優・タレント部門』『歌手部門』『その他・文化人部門』のベストテンにランクインした面々を紹介させていただきます。

1982年分までは、納税額ではなく、“申告所得”額が公示されていました。
申告所得額とは、実収入から必要経費を差し引いた額です。

実際の年収-必要経費=申告所得

となります。

ちなみにこの必要経費ですが、芸能人の場合、対象となるのは、

この時代、交通費・衣装代・楽器大。交際費などで、最大限で収入の約40%までが認められており、男性芸能人より女性芸能人のほうが、化粧品代や衣装代がかさむという理由で、やや多めに認められていたようです。

また、この時代は所得税率と住民税率が高額(最高で年収の93%!)だった為、芸能人は、所属している事務所・プロダクションとは別に、個人事務所として株式会社・有限会社を設立して、自らは給与・役員報酬を受け取る形にして、節税に励むのが当然の防衛策でした。

それでは、1975年分から1979年分までの芸能界長者番付データをご覧いただきますが、1979年分に関しては資料が揃っている為、10位以下の俳優・タレント・歌手・その他文化人のデータが充実したものとなっております。

1975年分芸能界長者番付申告所得額

俳優・タレント部門

1位 藤山寛美  1億2502万円

2位 大川橋蔵   8052万円

3位 高田浩吉   7706万円

4位 石原裕次郎   6443万円

5位 三波伸介    6398万円

6位 坂上二郎    5862万円

7位 尾上松緑    5377万円(二代目)

8位 森光子     5307万円

9位 丹波哲郎    5019万円

10位 長谷川一夫   4872万円

歌手部門

1位 井上陽水   1億1226万円

2位 五木ひろし   8995万円

3位 美空ひばり   8066万円

4位 吉田拓郎    7822万円

5位 南こうせつ   7371万円

6位 森進一     7290万円

7位 伊勢正三    5785万円

8位 水前寺清子   5702万円

9位 布施明     5408万円

10位 前川清     4835万円

その他・文化人部門

1位 勅使河原蒼風 3億1352万円(華道家元)

2位 小原豊雲   2億3192万円(華道家元)

3位 池坊専永   1億6041万円(華道家元)

4位 勅使河原霞  1億3948万円(華道家元)

5位 千宗室    1億3063万円(茶道家元)

6位 古賀政男   1億0998万円(作曲家)

7位 千宗左      9631万円(茶道家元)

8位 水島新司     9330万円(漫画家)

9位 千家和也     8825万円(作詞家)

10位 木下恵介    7296万円(映画監督

※勅使河原蒼風・・・いけばな草月流創始者
※小原豊雲・・・いけばな小原流三世家元
※池坊専永・・・華道池坊華道家元四十五世
※勅使河原霞・・・いけばな草月流二代目家元
※千宗室・・・茶道裏千家前家元15代汎叟宗室。現在の千玄室
※千宗左・・・茶道表千家13代家元

1976年分芸能界長者番付申告所得額

俳優・タレント部門

1位 藤山寛美    1億4568万円

2位 大川橋蔵     8390万円

3位 石原裕次郎    8043万円

4位 坂上二郎     6719万円

5位 小林桂樹     5632万円

6位 三波伸介     5595万円

7位 山村聡     4737万円

8位 森光子      4549万円

9位 愛川欽也     4285万円

10位 浜木綿子    4230万円

歌手部門

1位 井上陽水    1億3298万円

2位 南こうせつ    9617万円

3位 美空ひばり    7995万円

4位 五木ひろし    7316万円

5位 前川清      7236万円

6位 布施明     6126万円

7位 森進一      5795万円

8位 橋幸夫      4920万円

9位 矢沢永吉     4775万円

10位 佐良直美     4661万円

その他・文化人部門

1位 勅使河原蒼風 2億4308万円(華道家元)

2位 小原豊雲   1億8652万円(華道家元)

3位 池田理代子 1億6285万円(漫画家)

4位 千宗室    1億6219万円(茶道家元)

5位 水島新司   1億2015万円(漫画家)

6位 千宗左    1億1749万円(茶道家元)

7位 木下恵介    9695万円(映画監督)

8位 吉田拓郎     9470万円(作曲家

9位 田中仙翁     8430万円(茶道家元)

10位 平山郁夫     8120万円(日本画家

※3位の池田理代子は『ベルサイユのばら(ベルバラ)』の連載は終了していたものの、同作を宝塚歌劇団が演劇化したことにより大ヒットしたことによるもの。

※8位の吉田拓郎は、提供曲の大ヒットにより、作詞・作曲家扱いとなり、その他・文化人部門にランクイン。

※9位の田中仙翁は、大日本茶道学会第四代会長

1977年分芸能界長者番付申告所得額

俳優・タレント部門

1位 藤山寛美    1億6415万円

2位 石原裕次郎    9399万円

3位 大川橋蔵     9176万円

4位 中村伸郎     6688万円

5位 坂上二郎     6373万円

6位 山城新伍     6363万円

7位 草刈正雄    6270万円

8位  渥美清    6221万円

9位 加山雄三    5697万円

10位 黒柳徹子     5585万円

歌手部門

1位 井上陽水     9621万円

2位 矢沢永吉     8282万円

3位 布施明      6616万円

4位 松任谷由実    6524万円

5位 南こうせつ    6325万円

6位 五木ひろし    6015万円

7位 前川清      5805万円

8位 美空ひばり    5729万円

9位 森進一      5205万円

10位 越路吹雪    4533万円

その他・文化人部門

1位 水島新司   2億9167万円(漫画家)

2位 古賀政男   2億4448万円(作曲家)

3位 千宗室    2億3771万円(茶道家元)

4位 勅使河原蒼風 2億2034万円(華道家元)

5位 小原豊雲   1億8453万円(華道家元)

6位 池沢さとし  1億4527万円(漫画家)『サーキットの狼

7位 森英恵      9770万円(服飾デザイナー)

8位 阿久悠      9121万円(作詞家)

9位 田中仙翁     8634万円(茶道家元)

10位 中村乃武夫    8461万円(服飾デザイナー)

1978年分芸能界長者番付申告所得額

俳優・タレント部門

1位 草刈正雄  1億3405万円

2位 大川橋蔵    9708万円

3位 石原裕次郎   9345万円

4位 黒柳徹子    8285万円

5位 坂上二郎    7512万円

6位 森繁久弥    6971万円

7位 小林桂樹    6673万円

8位 森光子     6373万円

9位 山田五十鈴   6330万円

10位 三田佳子    6017万円

歌手部門

1位 矢沢永吉   1億7123万円

2位 南こうせつ   7833万円

3位 五木ひろし   6645万円

4位 谷村新司    6383万円

5位 北島三郎    5959万円

6位 越路吹雪    5655万円

7位 森進一     5508万円

8位 イルカ     5374万円

9位 沢田研二   4075万円

10位 山口百恵    4015万円

その他・文化人部門

1位 勅使河原蒼風 2億8742万円(華道家元)

2位 千宗室    2億6318万円(茶道家元)

3位 水島新司   2億1605万円(漫画家)

4位 小原豊雲   1億9465万円(華道家元)

5位 荒川豊蔵   1億5632万円(陶芸家)

6位 阿久悠    1億3953万円(作詞家)

7位 清水六兵衛  1億2748万円(陶芸家)

8位 加山又造   1億2432万円(日本画家)

9位 遠藤実    1億2082万円(作曲家)

10位 梅原龍三郎 1億1776万円(洋画家)

1979年分芸能界長者番付申告所得額

俳優・タレント部門

1位 石原裕次郎   1億1008万円

2位 森光子     1億0991万円

3位 市川染五郎   1億0235万円(初代松本白鸚)

4位 大川橋蔵     9811万円

5位 山城新伍     9616万円

6位 坂上二郎     9482万円

7位 黒柳徹子     8997万円

8位 三波伸介     8979万円

9位 草刈正雄     7757万円

10位 西川きよし     7752万円

11位以下

小林桂樹   7497万円

いかりや長介 7494万円

若山富三郎  7188万円

田中邦衛   6549万円

井上順    6488万円

高田浩吉   6432万円

桃井かおり  6370万円

森繁久彌   6359万円

大橋巨泉   6312万円

桂三枝    5964万円

尾上辰之助  5951万円

尾上松緑   5923万円

高島忠夫   5796万円

高橋英樹   5747万円

山口百恵   5520万円

西田敏行   5506万円

   

歌手部門

1位 美空ひばり   2億8363万円

2位 矢沢永吉    1億7763万円

3位 谷村新司    1億3613万円

4位 南こうせつ   1億1054万円

5位 五木ひろし    7364万円

6位 田端義夫     6342万円

7位 北島三郎     5880万円

8位 世良公則     5625万円(ツイスト

9位 山口百恵     5520万円

10位 さだまさし   5307万円

11位以下

森進一 5109万円

越路吹雪 4963万円

吉田拓郎 4892万円

村田英雄 4540万円

松山千春 4461万円

堀内孝雄 4458万円(当時、アリス

三波春夫 4232万円

青江三奈 4152万円

三橋美智也 4084万円

橋幸夫 4076万円

布施明 4044万円

西城秀樹 3827万円

フランク永井 3769万円

沢田研二 3754万円

野口五郎 3374万円

前川清 3334万円

井上陽水 3280万円

水前寺清子 3242万円

小柳ルミ子 3166万円

渡辺真知子 3164万円

五輪真弓 3099万円

春日八郎 2980万円

松任谷由実 2862万円

※1978年から1979年に掛けて、
「ガンダーラ」「Monkey Magic」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」が大ヒットして、
人気のピークを迎えたゴダイゴは、
株式会社ゴダイゴからメンバーが給与を受け取る仕組みだった為、
プロデューサー・作詞担当の奈良橋陽子が申告所得1965万円。
ボーカル・作曲担当のタケカワユキヒデが申告所得2203万円。
編曲担当のミッキー吉野が申告所得1011万円。

※また、すでに人気のピークは過ぎていたピンクレディーのふたりは、
ミー(未唯mie)とケイ(増田恵子)ともに、申告所得は1149万円。
人気とは裏腹に月給制でしかも薄給だったという話を裏付けるデータになる。

その他・文化人部門

1位 千宗室    2億7537万円(茶道家元)

2位 小原豊雲   2億5230万円(華道家元)

3位 遠藤実    2億1781万円(作曲家)

4位 勅使河原蒼風 1億9784万円(華道家元)

5位 東山魁夷   1億8102万円(日本画家)

6位 西崎義展   1億7049万円(『宇宙戦艦ヤマト』プロデューサー)

7位 梅原龍三郎  1億7020万円(洋画家)

8位 加山又造   1億6272万円(日本画家)

9位 阿久悠    1億4374万円(作詞家)

10位 森英恵    1億2872万円(服飾デザイナー)

11位以下

清水六兵衛 1億2091万円(陶芸家・公示時、故人)

水島新司 1億1747万円(漫画家)

小磯良平 1億1681万円(画家)

吉村華泉 1億1259万円(華道家元)

平山郁夫 1億1251万円(画家)

中村乃武夫 1億0864万円(服飾デザイナー)

小田恒雄 1億0654万円(画家)

肥原康甫 9898万円(華道家元)

千芩一郎 8741万円(茶道家元)

木下恵介 8182万円(映画監督)

吉田正 6428万円(作曲家)

松本零士 5994万円(漫画家)

藤本弘 5596万円(漫画家 藤子・F・不二雄)

安孫子素雄 5556万円(漫画家 藤子不二雄A)

秋山庄太郎 5376万円(写真家)

鶴岡一人 5067万円(野球評論家)

はらたいら 4895万円(漫画家)

東海林さだお 4870万円(漫画家)

浪越徳治郎 4504万円(指圧師)

手塚治虫 4135万円(漫画家)

花柳寿輔 4010万円(舞踊家元)

ちばてつや 3975万円(漫画家)

筒美京平 3900万円(作曲家)

黒川紀章 3834万円(建築家)

西川鯉三郎 3771万円(舞踊家元)

岩谷時子 3751万円(作詞家)

園山俊二 3750万円(漫画家)

里中満智子 3720万円(漫画家)

山川啓介 3613万円(作詞家)

團伊玖磨 3467万円(作曲家)

池田大作 3450万円(宗教家)

星野哲郎 3409万円(作詞家)

小林亜星 3372万円(作曲家)

宮川泰 3324万円(作曲家)

山藤章二 3295万円(イラストレーター)

和田誠 3229万円(イラストレーター)

太田博之 3213万円(元俳優・小銭すし創業者・社長)

田村魚菜 3161万円(料理研究家)

別所毅彦 3065万円(野球評論家)

都倉俊一 3036万円(作曲家)

阿木燿子 2904万円(作詞家)

宇崎竜童 2843万円(作曲家)

楳図かずお 2821万円(漫画家)

芥川也寸志 2778万円(作曲家)

入江徳郎 2675万円(ジャーナリスト・「ニュースコープ」キャスター)

金田正一 2580万円(野球評論家)

竜真知子 2523万円(作詞家)

現在でも活躍中の人物がランクインしている1980年分~1985年分はこちらです

平成のアスリート界を彩ったスポーツ選手・プロアスリートの長者番付はこちらです。

長者番付を振り返ってみましょうか【平成プロアスリート編 1989年分~2004年分】

人物伝

現在は認知症の星に!異色タレント・蛭子能収さん、実は超有能伝説。

はる坊です。

そういえば、いつのまにか姿を見かけなくなったタレントが何かを機に復活することがあります。
2020年10月21日に73回目の誕生日を迎えられた蛭子能収さんもそのおひとりです。

1980年代後半に、異色タレントとして登場した蛭子さんは90年代に入ると、バラエティ番組を中心に活躍しCMにも登場。人気タレントとしてテレビで観る機会が多くなります。

しかし、98年12月に賭けマージャンで逮捕され、数ヶ月間の謹慎を余儀なくされたことも機になったのか、その後、次第にテレビ観る機会が少なくなります。

しかし、2007年にスタートした『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を契機に、その自由すぎる言動が再注目され、人気が復活します。

今回は、そんな蛭子さんを違った角度から捉えてみたいと思います。

はたして蛭子能収はクズなのか? 有能エピソードをまとめてみました。

蛭子能収=クズ。
これはまとめサイトにも載っていますし、『水曜日のダウンタウン』で勝俣州和さんが「蛭子能収を超えるクズそうそういない説」を披露して、スタジオを納得させたこともあります。

(私としては、蛭子さんをダシにしている勝俣州和さんのほうがクズに思えますが)

蛭子さんは自分をネタにする人物がいると、真っ正直といいますか、平然と「ああ、私をネタにして食べている人ですね」と言ってしまう方なので、要注意人物ではあります。

NAVERまとめでは、蛭子さんがいかにクズかというエピソードを連ねているページが数十万以上のアクセスを集めていました。

しかし、蛭子さんはクズなのか?

今回は、蛭子さんを違う角度から検証してみます。

蛭子能収は勤勉な働き者。テレビに出る前でも年収は1000万円以上の漫画家だった。

蛭子さんの芸能界デビューのきっかけは、劇団東京乾電池のポスターを依頼されたことに始まります。

何度かポスターを手掛けるうちに、座長の柄本明さんから舞台に出てはどうか、と進められて舞台に立つことになりました。

そんな蛭子さんがテレビに出て、タレントとして人気を得るきっかけになったのは『笑っていいとも』出演でした。
素人枠で「怒って怒って大作戦・あなたも私もプンプンプン」というコーナーですが、これに約2ヶ月のうちに11回登場して、1回につき4万円のギャラを手にします。合計で44万円。

『笑っていいとも』出演には、東京乾電池の座員でもあった高田純次さんがレギュラー出演をされていた時期(1982年10月~1984年9月)があり、東京乾電池が芸能事務所を立ち上げていたことも関係していると考えられます。

ちなみに、本人が真面目に答えているところで、蛭子さんの1986年分の年収は1400万円です。

この収入の内訳はマンガとイラスト、それにエッセイで、テレビ出演分はほとんどありません。

1984年分、1985年分でも年収1000万円、同1200万円と語っています。

この2年間の収入は、テレビ出演はなく、純粋にマンガ・イラスト・エッセイの仕事で得たものです。

コアなファンが存在しているとはいえ、ヘタウマと呼ばれたジャンルのマンガやイラストがもて囃された時代だったとはいえ、メジャー誌では活躍していない(載せられない漫画を描いていた)マンガ家としては、この年収には驚かされます。

そして、「仕事は来た順に受けて、断らない」という蛭子さんの仕事に対する姿勢も、すでに語られています。

蛭子さんが再注目されて、新書や人生相談の刊行が一気に増えました。

このなかでは、一番ギャラが良い時代にCM1本で数千万もらっていたことも語っていますが、これは、タレントになってからも、ギャラで仕事を選ばず、オファーがあった順番に受けて、時たま、高額なギャラを受け取ることができるCMにありつけることがあったという話のなかでです。

蛭子さんは芸能界という特殊な世界でも、人気を得たからといって、仕事を選り好みしたり急に威張り出したりせず、ずっと地道に仕事をしてきた人物だとわたしは思います。

蛭子さんは元ダスキンのセールスマン。独立してからの仕事に対する考え方がスゴイ!!

蛭子さんは、セールスをしていたダスキン練馬を退職してから、マンガ家専業となりますが、

サラリーマン時代の収入を計算して、「一日2万円分の仕事をする」と決めて、日々、それに従った

と語っています。

2万円分とは、蛭子さんが勝手に決めた「このマンガやイラストならこれくらいの価値がある」ではなく、蛭子さんが受け取る現実的なギャラを差します。そして、「2万円に足りないときは、翌日までに埋め合わせた」と。

さらに、

仕事が順調に回り出すと、「一日5万円分の仕事をする」とハードルを上げた

というのです。
仕事を依頼されたら断らず、こなしていた結果、年収1000万円をクリアしています。
この姿勢を勤勉な働き者といわずしてなんというのでしょうか。

さらに86年には、当時在住していた所沢市に3LDKのマンションを購入しています。
時代はバブルに差し掛かったところ。わずか1年半で2.5倍に値上がりしたことが、一番嬉しいことだと告白しています。

自宅は、このマンションを経て、同じく所沢市内の中古の一戸建てに変わり、テレビに出始めてから10年ちょっとで、現金1億円一括払いで、住み慣れた所沢に新築の一戸建てを建てています。

もっとも、この家を建ててからしばらく経った98年12月に、蛭子さんは賭博容疑で逮捕され、このときには「人生、終わった」と観念したと語っています。また、2001年には前妻・貴美子さんを亡くしています。

“新築の家を建てると、5年以内に良くないことが起こる”という根拠のない話があり、私は、美輪明宏氏がテレビでこの発言をしていたことで、この言葉を知ったのですが、残念ながら、蛭子さんの場合は、偶然かどうか、見事に当たってしまいました。

2007年、再婚を機に、蛭子さんは都内へ移り、現在は都内世田谷区のタワーマンションに在住です。

高学歴より高収入。蛭子さんの学歴コンプレックス解消法

蛭子さんの最終学歴は長崎県立長崎商業高等学校商業科卒業です。

1947年10月21日生まれの蛭子さんが高校に進学したのは1963年4月。
この年、全国でみた高校進学率は64%。

おそらく、都市部はこの数字より高く、地方では中学を卒業したら働くのがあたりまえという考え方も根強く、そのなかで商業高校へ進学して卒業した蛭子さんは、当時としては恵まれた立場といえるかもしれません。

また、大阪で開かれていた万国博覧会を口実に、上京を果たすと看板屋で働きながら青山のシナリオセンターに通い、卒業証書(修了証書)を受け取っています。

グラフィックデザイナーを目指していた蛭子さんは、上京後、出版社や映画会社の入社試験を受けようとしますが、どこも大卒優遇で、高卒の蛭子さんにはそのチャンスさえありませんでした。

また、漫画家として活動をするようになり編集者との付き合いが始まると、編集者が軒並み大卒で高学歴なのが、蛭子さんを鬱屈させました。

初対面で「高卒ですか?」または「大卒ですか?」と訊ねる

のは、その証拠でしょう。

ちなみに、漫画家になることを諦めかけていた蛭子さんにチャンスをもたらした自動販売機で販売する漫画雑誌『Jam』の高杉弾さんや山崎春美さんは日本大学芸術学部文芸学科出身。漫画作品には東大卒の編集者をヒドい目に遭わせるものもあります。

まだ、サラリーマンで漫画家としても芽が出ていない頃は、“「家でも機嫌が悪くて」”と前妻の貴美子さんも共にテレビ出演を果たした際に語っています。

そんな蛭子さんですが、漫画家として独立して年収は1000万円台となり、その後、タレント活動で人気者になると年収は跳ね上がり1億円を稼ぐようになります。
学歴コンプレックスの根本は完全になくなったようではなさそうですが、以前よりは気にならなくなったと自著で語っています。

子どもには、個性に合った教育をキチンと与える父親でもあった

しかし、蛭子さんは息子の一郎さん。娘の史英さんには、しっかりと学歴や技術をつけさせています。

息子の蛭子一郎さんは中学時代に手に入れたパソコンで、独学でプログラミングを習得。現在は、株式会社ノイジークロークでサウンドデザイナーとして活躍中です。ご結婚もされており、お子さん、蛭子能収さんにとって孫にも恵まれています。

ちなみに、一郎さんは私立埼玉栄高校を卒業後、駿台電子情報専門学校(現・駿台電子情報&ビジネス専門学校)に進学しています。
大学には通われていません。

娘の蛭子史英さんは武蔵野美術大学卒業です。

最高年収1億円以上を稼いだ、息の長い異色タレント・蛭子能収

さて、蛭子さんの職業はなんでしょうか?
マンガ家・イラストレーターだと思いますが、その収入は月に数十万円です。
蛭子さんの収入の大半は、テレビ・ネット番組・イベントへの出演料が大半を占めるのではないでしょうか。

テレビ出演を機に、その特異なキャラクターが注目を受け、出演オファーが順調に増えたことで、次第に年収は高額となり、ビートたけし氏から「どーもどーもで1億円」と揶揄されるまでになりました。

1993年には所属事務所とは別に、個人で有限会社を設立していますが、これは節税対策の一環でしょう。

蛭子さんは、

“「金持ちに見られるのが嫌で貧乏人のフリをしている」”

と正直に発言しています。

2004年分までは長者番付(高額納税者)というものが発表されており、毎年、5月になるとワイドショー以外でも新聞にも掲載され、その後、週刊誌では、全国上位にランクインした人物を追う記事が載せられていました。ワイドショーや新聞で取り上げられるのは、芸能界ではベスト20まででしたが、スポーツ新聞は、全国の税務署を回って、氏名と納税額を拾い集めて、1000万円以上を納税した著名人を一覧にして発表していました。

実際、年収1億円以上を稼いだことは事実であると本人が認めています。

しかも、何年にも渡って稼ぎ続けた。そうでなくては、現金一括払いで1億円の自宅は購入できません。

5ch(当時は2ch)の過去ログや当時のまとめを見ると、その残滓がありますが、蛭子さんは、個人事務所を設立して、所得を分散して、長者番付に載らない額を給与として月々受け取っていたと思います。

当時は、現在のように個人情報の保護についてやかましく言われておらず、この番付でも、税務署では氏名、納税額のほかに住所まで公表されていました。

蛭子さんはテレビに登場するようになってから、親しくもなかった昔の知人からも借金の依頼をされて、断り切れず貸してしまったところ踏み倒されたり、悪質なセールスに騙されてしまった過去があります。

当時、長者番付に乗った人間が一番嫌っていたこと、それは、あの手この手のしつこいセールスです。氏名も住所も公表されているのですから、格好の標的になってしまうのです。

マンション投資はどうですか。

有事に備えて金を買いませんか。

秘書はいかがですか。

その他もろもろのセールスレターだけで、毎日20㎝にもなると嘆いていた人物もいましたので、それを避けるためにも、蛭子さんは身を守る意味でも、こうしてきたと思えるのです。

また、住所が番地まで公示されているのですから、空き巣や強盗に狙われる確率も上がります。

「あの家は金を持っている」

そんな情報が、世間一般に知れ渡ることはマイナス面が大きいです。

蛭子さんは2000年に「バブルは終わった」というエッセイを発表しています。1998年12月に麻雀賭博で逮捕されてから、スケジュールに穴が空くようになり、同時に収入が減ったことを嘆きつつ、これまではバブルだったんだと語っているのです。

かつて、『ろみひー』というヒロミ氏の帯番組がありました。

ゲストの履歴書をもとに、その人生を振り返る番組で、生前の飯島愛氏がご意見番役で出演していた番組でもありました。1998年から2003年まで続いたので、人気番組であったと思います。

蛭子さんがこの番組に出演したとき、当時はかなり調子に乗っていたキャラクターだったヒロミ氏に、タクシーの運転手さんから「最近、テレビで見なくなったね」と言われて落ち込んだエピソードを暴露されています。

たしかに、テレビで蛭子さんを観る機会が減った時期もありました。
しかし、タレントには地方営業という強力な武器もあります。蛭子さんは芸能界から消えることはなく、2007年の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を契機に復活します。

蛭子さんが、もっともテレビでもて囃されるようになったのは、この4、5年ほどです。
アップダウンはあっても、80年代後半からの30年間、移り変わりの激しい芸能界で消えることなく、70代を迎える頃に、再び注目を浴びるタレントはなかなかいないでしょう。

競艇での損は通算1億円以上! それでも競艇を愛する理由、通い続ける理由

蛭子能収さんのギャンブル好きは有名です。特に競艇への情熱は並々ならないものがあります。

担当している人生相談でも、競艇の話が入り込んできたり、競艇に比べればたいしたことではないという蛭子さんらしい回答になっているときもあります。その昔はイメージキャラクターとしてCMに登場していました。

かつて、競艇必勝法を編みだしたりしたようですが、結果、大損。お金を都合してくれた前妻・貴美子さんに、自宅から叩き出される目にも遭いながらも、競艇は、蛭子さんの人生に寄り添い続けてきました。
蛭子さんは競艇を始めたのは20歳を過ぎた頃です。それから、半世紀も続けています。



蛭子さんの論理は独特です。

パチンコ依存症の人に対して、「パチンコでお金を稼ごうとしているのだから立派だ」と言い、蛭子さん自身も、競艇へ行くことを「仕事がオフの日でも、競艇場へ金を稼ぎに行っている」と表現しています。

実際は、通算で1億円以上の損をしているわけですが・・・

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。