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はる坊です。今回は文化の日ということで、紫綬褒章・文化功労者・文化勲章・日本芸術院会員に選出された作家の一覧をお届けします。
紫綬褒章受章者には直木賞受賞作家・エンタメ系作家が多い
褒章や叙勲といいますと、純文学系の作家に与えられるものというイメージがありますが、実は、紫綬褒章については、直木賞受賞作家・エンタメ系作家が多いのです。林真理子・北方謙三・大沢在昌・東野圭吾・伊集院静・夢枕獏など。
ネット上で、紫綬褒章受章者に賞金や年金が与えられるという情報がありますがこれは間違いです。あくまでも褒章のみです。
年金が支給されるのは文化功労者(終身年金であり、年間支給額は350万円・非課税)と日本芸術院会員(終身年金であり、年間支給額は250万円・非課税)
1975年以降に紫綬褒章を受けた作家の一覧になります。
1975年 南條範夫
1979年 新田次郎
1979年 新田次郎
1985年 伊藤桂一
1986年 池波正太郎
1986年 豊田穣
1987年 杉本苑子
1989年 多岐川恭
1990年 大城立裕
1991年 清岡卓行
1991年 黒岩重吾
1993年 児島襄
1994年 早坂暁
1994年 結城昌治
1995年 田辺聖子
1997年 平岩弓枝
1999年 三木卓
2002年 筒井康隆
2003年 阿刀田高
2003年 渡辺淳一
2006年 宮城谷昌光
2010年 宮本輝
2012年 辻原登
2012年 松浦寿輝
2013年 北方謙三
2014年 稲葉真弓
2015年 浅田次郎
2015年 桐野夏生
2016年 伊集院静
2018年 夢枕獏
2018年 林真理子
2019年 川上弘美
2020年 篠田節子
2020年 多和田葉子
2021年 小川洋子
2022年
2022年 大沢在昌
2023年 東野圭吾
2000年以降に文化功労者となった作家
〝功成り名遂げて〟もなお、大ベテラン・シルバー世代になっても、
精力的に創作活動をおこない、存在感を放っている作家が対象となっている印象を受けます。
2000年 田辺聖子
2001年 安岡章太郎
2002年 河野多恵子
2003年 曽野綾子
2004年 平岩弓枝
2006年 丸谷才一
2007年 塩野七生
2009年 宮尾登美子
2011年 加賀乙彦
2012年 辻井喬
2014年 黒井千次
2015年 皆川博子
2016年 津村節子
2018年 阿刀田高
2018年 髙樹のぶ子
2021年 松岡享子
2022年 辻原登
2000年以降に文化勲章を受章した作家
基本的に文化功労者から受章者が選出されています。
2002年 杉本苑子(1987年 紫綬褒章 1995年 文化功労者)
2006年 瀬戸内寂聴(1997年 文化功労者)
2008年 田辺聖子(1995年 紫綬褒章 2000年 文化功労者)
2011年 丸谷才一(2006年 文化功労者)
2014年 河野多惠子(2002年 文化功労者)
2016年 平岩弓枝(1997年 紫綬褒章 2004年文化功労者)
2023年 塩野七生 (2005年 紫綬褒章 2007年文化功労者)
日本芸術院の現会員(小説・戯曲)
純文学作家・文芸評論家が目立ちます
・加賀乙彦
・坂上弘
・辻原登
・曾野綾子
・竹西寛子
・黒井千次
・津村節子
・三木卓
・池澤夏樹
・松浦寿輝
・五木寛之
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
まだまだ、楽しんでいただける記事があるかと思いますので、どうぞお楽しみくださいませ。
はる坊 拝
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